マレーシア・ペナン島日記

マレーシアのペナン島での生活を通して見たこと、感じたことを発信します

ペナンラクサ

11月27日

マレーシアには「ラクサ」という麺料理がある。 ネット情報によると、ペナンのラクサは他の地域とは異なるらしい。 「Kafe Chuan Heong」(カフェ・チュアン・ヒオング)というお店でラクサを食べた。 中国語の漢字では「川香茶室」と書く。 ペナン西部の「Balik Pulau」(バリクプラウプラウはマレー語で島という意味)という地域にある。 地元の方の話では、この近辺は客家(はっか、英語でもHakka peopleという)が多く住んでいるという。 客家は中国人だということは分かるが、詳しくは知らない。

話を戻して、ラクサにも種類があるが、ペナンの特徴的なラクサは「アッサム・ラクサ」という。

アッサム・ラクサ

これが、その店で食べたラクサだ。 アッサム・ラクサについては、ちょっとググれば紹介記事見ることができる。 例えば

https://lifestylinglog.com/asam-laksa-penang/

などが参考になる。

簡単な食レポをしよう。 まず、最初のひとくちではわからないが、徐々にその酸っぱさと辛さが伝わってくる。 それが強烈なので、好き嫌いがはっきり分かれるという。 そもそも「アッサムラクサ」のアッサム(Asam)は、マレー語で「酸っぱい」という意味だ。 出汁は魚介類を使うらしい。 確かに海の匂いが感じられる。 麺はうどんのような太さだが短い。 これは米で作られたもので、日本のうどんとは食感も味も異なる。 ラクサにはエビのソースが付いてくる。 最初はソースなし、次にソースを少し加えて食べるのが通なのだそうだ。

写真にはないが、ナツメグのジュースも飲んだ。 ラクサが辛いのでジュースが進む。 はっきりいってジュースの味はどうでも良く、とにかく辛さで乾く喉を潤したかった。 ところで、ナツメグのジュースを飲むのは2回めだが、その味は形容し難い。 日本ではナツメグは香辛料でハンバーグなどに用いられる。 ジュースも香辛料と同じ香りがあり、ちょっとクセがある。 人により好みは分かれるだろうが、自分にとっては結構良かった。

現地の人の話ではアッサムラクサのレシピはタイ(国名)から来たもので、麺はペナン発祥なのだそうだ。 しかし、現在ではタイにはアッサムラクサは無いとのことだった。