マレーシア・ペナン島日記

マレーシアのペナン島での生活を通して見たこと、感じたことを発信します

ペナンのリゾート

20年以上前に一度ペナンを訪れたことがある。 旅行会社のパッケージツアーで、飛行機とホテルだけで、行動はフリーだった。 曖昧な記憶だが、当時のペナンのツアーというとリゾート目的だったと思う。 タイのプーケット島、マレーシアのランカイ島と並んでペナン島がビーチリゾートとして紹介されていた。 今は世界遺産ジョージタウンが注目されているが、当時はむしろリゾートとしてのペナンが注目されていたと思う。

バトゥ・フェリンギ

バトゥ・フェリンギはジョージタウンの北西に位置するビーチ・リゾートである。 ジョージタウンバックパッカーも多いと思うが、リゾートの客層はある程度お金を持っている人たちだと思う。 なぜなら、ここは高級ホテルが多いからだ。 しかし、日本人の海外ツアーの金銭感覚からすれば、特別高価というわけではない。 今回はラササヤンというホテルに泊まったので、そのリポートをしたい。 ラササヤンには20年以上前にも泊まったことがある。

リゾートは、ビーチ、アクティビティ、食事、部屋などの面からなっているので、それぞれについて見ていこう。

ビーチとアクティビティ

リゾートのビーチといえば、ヤシの木とリーフハウスが定番だ。

ヤシの木の並ぶビーチ

写真の中央に小さく見えるのは、アクティビティの受付ハウスだ。 屋根は草の葉で作られている。 日本では昔、茅葺(かやぶき)の屋根というのがあった。 茅とは、イネ科の植物で、ススキやヨシなどの総称である。 リーフハウスは素材が茅とは違うので、見た目も違うが、草を屋根に用いる点は似ている。

ヤシの木は、高く、何本もあって、南国のビーチそのものである。 残念ながら、ここのビーチは泳ぐのには適していない。 しかし、なにもあくせく泳ぐことはない。 むしろ、のんびり過ごす方がリゾートらしい。

ビーチでのんびり

アクティビティ

アクティビティはいくつかあるが、直接見ることができたのはパラセーリングだ。 これが一番人気なのではないだろうか。

パラセーリング

パラシュートをつけて、モーターボートで引っ張ってもらう。 かなり高くまで上がることが写真から分かると思う。

ビーチに大きなチェス盤が置いてあった。

大きなチェス盤と駒

誰もやっていなかったので、単なるデコレーションかもしれない。

プール

ラササヤンのプールは円形のものがいくつか繋がった形で、泳ぐこともできるし、ネットを張ってビーチボールを楽しむこともできる。

プール

泳ぐならば、海よりもプールの方が安全だ。 海は急に深くなるし、クラゲに刺されるかもしれない。 日差しが強いのでプールの水は温かくて入りやすい。

ラササヤンのレストランと客室

ラササヤンにはレストランが3つある。 室内のレストランは、2つあり、グレードが違う。 その他に屋外のビーチレストランがある。

もし、高級なディナーを楽しむなら、グレードの高いレストランを申し込むと良い。 それでも日本円で1万円前後で食事を楽しむことができる。 レストランからは、美しい夕日が見える。

レストランからの夕日

ラササヤンの客室は普通のホテルと同じだが、浴室に湯舟があったのは、さすが、と思った。 部屋からは海が見えて、それも楽しい。

家族旅行やのんびりしたい人にはリゾートがおすすめ

ジョージタウン観光はどうしても歴史的な街並み、壁画アートや食事といった大人向けツアーになってしまう。 子どもがいる場合は、リゾートの方がお勧めだ。 なお、バトゥ・フェリンギは夜にマーケットもあり、それはこどもも楽しめると思う。