マレーシア・ペナン島日記

マレーシアのペナン島での生活を通して見たこと、感じたことを発信します

ペナンの食文化(2)

ペナンの食べ物で、今までも紹介してなかったものを今回は取り上げたい。

ロクロク

漢字で楽楽と書いて、ロクロクと読む。 アルファベットではLok Lokだ。 串にさした食材をお湯に入れて温めて食べる。 食材は、練り物が多い。 しゃぶしゃぶの肉でないバージョンだ。 串であるため、形は日本の焼き鳥に似ているから、居酒屋のような雰囲気がある。

楽楽

串には色があり、色によって値段が違う。 これは回転ずしの皿の種類で値段が違うのに似ている。 最後に店の人が串を数えて、値段を教えてくれる。

タイ焼き

日本のタイ焼きがペナンで食べられる。 これは、ジュルトン(Jelutong)のフライデーマーケットで見つけた。 フライデーマーケットは金曜日の夜にやっている。 日本のお祭りの出店のようなものだ。 服、雑貨、食べ物などいろいろなお店がある。

タイ焼きのお店の看板

これは、そのお店(屋台)の看板で、小豆(Red Bean)以外にもオレオ(たぶん、アメリカのクッキーのオレオのこと)やモッツァレラチーズもある。 日本人としては、やはり小豆のタイ焼きが一番気になるところで、それを注文した。 あんこは滑らかで、日本でいえばこしあんだが、もっと水分が多いように思う。 味はまさに、あんこの味で、海外であることを考えると十分に納得できる。

マンディーチキン

マンディーチキンは中東の食べ物で、おそらくイエメン料理ではないかと思う。 私の住んでいる家の近くのフードコートにこれを提供する店がある。 チキンが柔らかくて、絶品。 ご飯は、長くて、パサパサしているが、味がついていて美味しい。 チャーハンのようなものを想像してもらうとよいが、チャーハンはベトベトしてはダメなので、パサパサしたお米が合うのだ。

マンディーチキン

マレーシアの国の宗教はイスラム教で、マレー語にもアラビア語由来のものがある。 マンディーチキンがここで食べられるのも、そういう歴史的背景があるのかもしれない。

焼き餃子

こちらでは、焼き餃子はめずらしいのではないだろうか。 このお店は、Old Winston Coffee Gardenというホーカーセンターで見つけた。

下の写真が焼き餃子だ。

焼き餃子

ごはんは無く、餃子のみ、RM12(約390円)。 ホーカーセンターの食べ物としては、高めだが、肉がメインの料理なので、そうなるのだろう。 たれが2種類あって、酸っぱいのと辛いのがある。 両方つけても美味しい。 味は日本の餃子に似ている。

日本にいたときも、時々餃子を食べたくなって料理したが、それはペナンにいても同じ。 ただ、料理するのは難しいので、その代わりにここで食べることにしてる。