ペナンの食べ物で、今までも紹介してなかったものを今回は取り上げたい。
ロクロク
漢字で楽楽と書いて、ロクロクと読む。 アルファベットではLok Lokだ。 串にさした食材をお湯に入れて温めて食べる。 食材は、練り物が多い。 しゃぶしゃぶの肉でないバージョンだ。 串であるため、形は日本の焼き鳥に似ているから、居酒屋のような雰囲気がある。
串には色があり、色によって値段が違う。 これは回転ずしの皿の種類で値段が違うのに似ている。 最後に店の人が串を数えて、値段を教えてくれる。
タイ焼き
日本のタイ焼きがペナンで食べられる。 これは、ジュルトン(Jelutong)のフライデーマーケットで見つけた。 フライデーマーケットは金曜日の夜にやっている。 日本のお祭りの出店のようなものだ。 服、雑貨、食べ物などいろいろなお店がある。
これは、そのお店(屋台)の看板で、小豆(Red Bean)以外にもオレオ(たぶん、アメリカのクッキーのオレオのこと)やモッツァレラチーズもある。 日本人としては、やはり小豆のタイ焼きが一番気になるところで、それを注文した。 あんこは滑らかで、日本でいえばこしあんだが、もっと水分が多いように思う。 味はまさに、あんこの味で、海外であることを考えると十分に納得できる。
マンディーチキン
マンディーチキンは中東の食べ物で、おそらくイエメン料理ではないかと思う。 私の住んでいる家の近くのフードコートにこれを提供する店がある。 チキンが柔らかくて、絶品。 ご飯は、長くて、パサパサしているが、味がついていて美味しい。 チャーハンのようなものを想像してもらうとよいが、チャーハンはベトベトしてはダメなので、パサパサしたお米が合うのだ。
マレーシアの国の宗教はイスラム教で、マレー語にもアラビア語由来のものがある。 マンディーチキンがここで食べられるのも、そういう歴史的背景があるのかもしれない。
焼き餃子
こちらでは、焼き餃子はめずらしいのではないだろうか。 このお店は、Old Winston Coffee Gardenというホーカーセンターで見つけた。
下の写真が焼き餃子だ。
ごはんは無く、餃子のみ、RM12(約390円)。 ホーカーセンターの食べ物としては、高めだが、肉がメインの料理なので、そうなるのだろう。 たれが2種類あって、酸っぱいのと辛いのがある。 両方つけても美味しい。 味は日本の餃子に似ている。
日本にいたときも、時々餃子を食べたくなって料理したが、それはペナンにいても同じ。 ただ、料理するのは難しいので、その代わりにここで食べることにしてる。