マレーシア・ペナン島日記

マレーシアのペナン島での生活を通して見たこと、感じたことを発信します

ライブラリ・ウィーク

12月28日

明日が配属先の休日なので、今日が今年最後の勤務日だった。 この時期の配属先は、行事が少ないので、来年早々のワークショップの準備が自分の主な仕事である。 そんな中、唯一のアクティビティが、ライブラリ・ウィークでの日本文化の紹介だった。 「参加者はこどもたちになる予定で、2時間の枠で」とマネージャーから言われたので、折り紙とゴム飛びをテーマに選んだ。 なお、実施日は12月18日で、10日ほど前のことになる。

折り紙

最初はアイスブレイクを兼ねて、紙鉄砲を作ってみた。 大きな音を出すには、それに適する紙を使う必要がある。 そのため、同僚にタブロイド判の新聞紙を用意してもらった。 うまくやれば、かなり大きな音がでる。 コツは手首をしっかり使うことだ。 こどもたちはそれが上手くできず、なかなか」音が出なかった。 練習していくうちに音が出るようにはなったが、いまひとつ大きな音にならない。 そのためか、こどもの受けは期待したほどではなかった。残念。

ところで、折り紙はマレーシアでは知られているようだ。 鶴を折るだけで1時間くらいかかるかと思ったが、こどもたちは20分くらいで折り上げてしまった。 それで、少し難しいとは思ったが、ユリの花の折り紙にも挑戦してもらった。 それも20分くらいでできあがった。

折り紙を持つ少女

参加者には大人の方もいて、マレー語の折り紙ウェブサイトを見ながら恐竜を折っていた。 日本人より上手いではないか! そうなると、日本文化の紹介として、折り紙は新鮮味がなかったかもしれない。

ゴム跳び

ゴム跳びはこどもの遊びだが、最近の日本のこどもは知らないのではないだろうか。 私がこどもの頃は、女の子が良くやっていたものだ。 (男子はあまりやっていなかった)。 輪ゴムを50個つなげると、ほどよい長さのゴムのロープができあがる。 それを二人が足首にかけて対面する。 その間をピョンピョン跳んで遊ぶ。 最もノーマルなのは後ろに飛んでいく方法である。

ゴム跳び

今回は、このほかに「地球回り」「グー・パー・グー・フミ」をやってみた。 なお、これらはYouTubeで検索するとすぐに出てくる。 その中には、どこかの教育委員会が児童の体力向上のために作ったものもある。

ちなみに、マレーシアにもゴム跳びがあるそうだ。 ゴムは手で持ち、1本でやる。 走り高跳びのような遊びだそうだ。 なお、他の国にもゴム飛びはあり、「Chinese Jump Rope」とか、「Elastics」などと呼ばれている。