ペナンとドリアン
ドリアン・シーズンは6月である。 この時季になると、ペナンの市場や屋台、お店など、いたるところにドリアンが並ぶようになる。

ドリアンの大きな飾りで人を呼び込もうという店もある。

島の西側、バリク・プラウ(Balik Pulau)はドリアンの産地として知られており、ペナンのドリアンと言えば、バリク・プラウ産と相場が決まっている。 種類と大きさによって値段がきまるが、「猫山王(ムーサンキング)」という種類が高級とされており、高値で売られている。
Tina's Kitchenのドリアン
行きつけのレストラン「Tina's Kitchen」のスタッフの実家がそのバリク・プラウにあるという。 おそらく、そのせいだろう。 この時期になると店の片隅にプラスチックの大きいケースにドリアンが置かれ、販売されている。

今年はそのTina's Kitchenで「ドリアン・ライス」を初めて試した。 正直に言えば、ごはんとドリアンが合うのかどうか、半信半疑だった。 だが、意外にも美味しい。 ポイントは、ごはんに塩を少し振ることだ。 これによって、ドリアンの濃厚な甘さが引き立ち、味に立体感が出る。 ちょうど、日本でスイカに塩を振ると甘みが増すのと同じ原理だと思われる。

ドリアン禁止の貼り紙
ドリアンといえば、やはりその強烈な匂いが特徴だ。 好き嫌いが分かれる理由の多くは、この香りにある。 バスやGrabなどの交通機関には「ドリアン持ち込み禁止」の貼り紙が見られるようになる。 あの強い匂いを考えれば、妥当な判断だと思う。

7月も第2週に入り、そろそろシーズンは終わりに近づいている。 この貼り紙たちも、あと数日で役目を終えるだろう。 来週が最後のドリアン・ライスになるかもしれない。