前々回「タイ寺院」について書いたが、その向かい側に「ビルマ寺院」がある。
ビルマは、ミャンマーという国の多数派の民族の名前だ。 ミャンマーの国名が、以前はビルマだったのは、そのような事情による。 ペナンには、ミャンマー出身者も少なくない。 「ビルマ通り」という名前もあるほどだ。 そういえば、旧正月にサンクチュアリーでメディテーションをしたのもミャンマー出身者の行事だった。
話をビルマ寺院に戻そう。 正しくは、「ダーミカラマ ビルマ 寺院」という。 英語名は「Dhammikarama Burmese Temple」で、上記はその直訳だ。 ここの寺院は、1803年に建てられ、その後拡張、改築により、現在の姿になった。
門を入るとすぐに本堂があり、そこに約10mの仏像が立っている。

タイ寺院の仏像も大きいが、それは横になった像である。 それに対してこのビルマ寺院の仏像は立像だから、下から見上げると迫力が違う。
この像の裏側が通路のようになっていて、その奥側の壁に仏像が並んでいる。 そして、それぞれに国名があり、例えば中国の仏像、カンボジアの仏像などと書かれている。 その最後が日本の仏像だ。

写真だと分かりにくいのだが、像の後ろの壁に「Japan」の文字がある。 各国の仏像を比べると、表情やポーズに違いがあって興味深い。
お堂を出て奥に進むと、願掛けの池がある。

中央の蓮の花の形をした部分から金属の手が伸びて、その先に受け皿がある。 これを目掛けてお賽銭を投げる。 これがなかなか入らない。 上手く入ると、幸運を手にすることができるのだろう。
庭内を一周して帰りの廊下には絵が飾られている。

これはお釈迦様のお話を絵にしたものだ。
ペナンを訪れる際はぜひビルマ寺院にも足を延ばし、一発で賽銭をお皿に入れてください。